復刻版 125部限定  好評発売中

雄松堂雄松堂出版日欧交渉史>[復刻版]キリシタン版精選 金言集

日本初!! 中国国家図書館との共同出版
第二次世界大戦後、現存不明とされていた幻のキリシタン版
北堂図書館旧蔵 中国国家図書館(北京)所蔵

[復刻版]キリシタン版精選 金言集
APHORISMI CONFESSARIORUM, in Collegio Iaponico [Nagasaki], 1603

書籍画像:「キリシタン版精選」

解説:高祖敏明
原本所蔵:中国国家図書館 中国・北京
460頁 165×105mm(原寸大) 上製箱入り 解説付き
ISBN 4-8419-0419-0531-1

定価42,000円(本体40,000円+税5%)

1603年に日本で印刷されたキリシタン版でありながら、20世紀に入るまでその存在すら知られず、さらに、現在まで所在が確認されるものは世界にただ1冊のみ、この『金言集』と題される本書は、まさに「天下の孤本」である。中国の開放政策の流れのなかで実現した待望の複刻版!!
本書は16世紀のイエズス会員で、有名な神学者にして聖書学者でもあったマヌエル・デ・サ(Manuel de Sá, c. 1528 - 1596)によって著され、1595年にはじめてヴェネツィアで出版された。彼の死後も幾多の版を重ね、現在でいうベストセラーとも言えるほどの書となっている。その1600年刊のマドリド版に基づいてキリシタン版として長崎で1603年に復刻したもの、それが『金言集』である。ただし、告発の理由は定かでないが、宗教裁判所に告発されて少なくとも1回(1603年)は禁書目録に加えられるといった数奇な運命をたどった。

 

『金言集』
罪とその罪に対する罰をゆるす行為において、その資格と必要な裁治を授与された司祭には、罪による損害をつぐなわせ、キリストの弟子にふさわしい行動をとるよう導くため、罪を言い表した告白者にどのような助言を与え、どのような罪のつぐないと苦行の業を命じるのが適切なのかを、短い時間で適確に判断することが求められる。そうした必要に応え、手助けとなると思われる関係文例を、Abbas(大修院長)からXenodochium(病院)まで、都合312項目に分類してアルファベット順に並べたもの、それが本書である。その点、これらの項目に関する「ゆるし」とは何であるかを示すために、先賢の著作から多くの知恵ある言葉や文章を集めたものという意味では、『金言集』と呼ぶのがふさわしいのかもしれない。

北堂図書館
北堂というのは、北京の東西南北にそれぞれイエズス会の管轄する堂(教会)が四つあった、そのひとつである。この北堂の図書館には、中国の開教者マッテオ・リッチ以来の数々の宣教師が携行したり、蒐集したりした書籍が多数蔵されていた。イエズス会が中国を去って後、不幸な戦争などもあってこの北堂図書館の蔵書がいかなる運命をたどったのかは、私たちには知る由もない。

書籍画像:「キリシタン版精選」


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復刻版「キリシタン版精選」
1.『SANCTOS NO GOSAGVEONO VCHI NVQIGAQI』(サントスのご作業の内抜書)
2.『ぎやどぺかどる』
(GVIA DO PECADOR)
3.『MANVALE AD SACRAMENTA ECCLESIAE MINISTRANDA』
(サカラメンタ提要)


今春刊行予定

サカラメンタ提要 添書

高祖敏明 編著 ISBN4-8419-0419-0535-9 
価格未定

現存するキリシタン版「サカラメンタ提要」8部のうち、日本語ローマ字綴りの添書を唯一有するのが北京・北堂図書館旧蔵本である。戦前期にヨハネス・ラウレス師(上智大学)の紹介によってその存在は知られていたが、ながく現存不明とされてきた。このたび、中国国家図書館の協力を得て、あらためて影印復刻、翻字および翻訳し、さらに解説を付す。