開国期わが国ジャーナリズムの先駆的写真新聞

| 全7巻 総頁 約1932頁 写真560枚 A4判 上製本 ISBN 978-4-8419-0265-5
セット定価168,000円(本体160,000円+税5%) |
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The Yokosuka Naval Dock |
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「アジアはさまざまな種族と性格の微妙な差違をもっている。すなわちアジアは『文明の揺籃』というありふれているが真実の栄光を担っているが、現在では非常に多くの偉大な原理、しかも一般に今日ヨーロッパで得られるどんなものとも大変異なっているものを提示しているので、先進国の人びとの関心を独占しつづける。」「ザ・ファー・イースト」の創刊号はこのような論説で始まる。 開国期のジャーナリズムの先駆的業績は「ジャパン・パンチ」のワーグマンと本誌のブラックに負うところが大きい。にもかかわらず両刊行物は現存資料の稀少性により創刊号から終刊号まで揃えることは難しく、今日までこの研究は多くを望めなかったが、本復刻版によりほぼ全体が明らかになった。 「ザ・ファー・イースト」は1870(明治3)年5月30日に写真入隔週刊新聞として横浜で創刊され、1873年7月より月刊誌に変更、1874年10月から発行所を横浜から東京に移した。編集発行者はイギリス人のブラック (John Reddie Black, 1827-1880年)で、名著『ヤング・ジャパン』の著者であり、オーストリアからの帰国の途中、1861年頃日本に立寄り、イギリス人ハンサードの「ジャパン・ヘラルド」誌の主筆として迎えられた。1867年には独立して、月刊新聞「ジャパン・ガゼット」を創刊したが、1870年には人に譲り、本紙を創刊した。そしてここに収載されている貴重な写真はオーストリアの写真家ミカエル・モーゼルの撮影したものが大部分使われ、今日幕末・明治の貴重な写真として高く評価されている。そして1872年には日本語新聞「日新真事誌」を刊行した。「ザ・ファー・イースト」は政府の干渉にあい刊行が不可能になった1875年8月31日まで続いて廃刊になった。 |
◆読み物◆ちょんまげ時代の日本最初の写真週刊誌『ザ・ファー・イースト』
| 待望の復刻版が刊行! ジョン・R・ブラックが上海で発行した『ザ・ファー・イースト・ニューシリーズ』 J. R. ブラックが横浜・東京で発行していた『ザ・ファー・イースト』(1870年5月〜1875年8月)に続き、上海にて『ザ・ファー・イースト・ニューシリーズ』として1876年7月から刊行を開始し1878年12月最終号までの全30号の復刻版。収録内容は、横浜の『ザ・ファー・イースト』路線を踏襲した編集方針で文芸的記事(伝説・物語・詩)、歴史的な読み物、風俗習慣、旅行記、アジアにおける欧米人の活動、人物伝などの記事で構成されている。 全5巻、付解説・総目次 本文:英語(解説および総目次) |